YAS Person | Interview

13 YANASE The Bodyshop Network 加盟工場技術大会2016 板金・塗装部門 優勝工場訪問
株式会社ナイス

YANASE The Bodyshop Network加盟工場技術大会2016
板金部門 第一位

株式会社ナイス(北海道札幌市)
YANASE The Bodyshop Network 札幌東
代表取締役 玉澤 洲策 様
メカニック 宮本 修 様

「整理整頓」は普段から意識していることですか?

宮本:整理整頓はいつも意識しています。私たち板金の仕事は、いつも時間との勝負。そのためには「時短」ということが大きな課題なんですけれども、整理整頓は一番の時短につながるということを実感しています。いつも同じところに同じ道具や部品が置いてあれば、道具を選ぶ時間、部品を探す時間が省けます。その時間が省けることで「あの工具はどこだっけ?」「部品がない!」などのストレスも軽減されますから、精度の高い仕事にもつながるんです。もちろん、足元にものが散らかっていることは車を傷つけたりケガにもつながりますので、安全性という部分でも。整理整頓はとても大切な心掛けだと思います。大会でも整理整頓をしながら課題に取り組んでいました。

技術大会2016の板金部門で実技競技中の宮本様
技術大会2016の板金部門で実技競技中の宮本様

玉澤:これはナイスの自慢のひとつでもあるんです。整備工場ってガチャガチャしたイメージですけれど、ナイスの工場は整理整頓と美化を徹底しています。メカニックたちが積極的にやってくれていることなんですが、いつ、誰がきても自慢できるきれいな工場ですよ。メカニックたちが、いつでも落ち着いた心で、落ち着いた作業ができる環境です。

技術大会に出場してよかったと思いますか?

技術大会2016の出場は、新しい発見もあり、いい勉強になったと語る宮本様
技術大会2016の出場は、新しい発見もあり、いい勉強になったと語る宮本様

宮本:はい、とてもいい勉強になりました。とくに同じ競技に出場した他のメカニックの方々の仕事を見ることができたことはとても良かったと思います。また、1次試験には学科もありましたが、改めて学科を勉強することで普段忘れていたことや新しい発見もありました。とくに安全面・衛生面に対する意識がより強くなりました。

玉澤: 会社としても、大会に出場してよかったです。宮本くんが優秀な成績を収めてくれたことは会社の誇り。一方で、ほかの加盟店さんのレベルの高さを感じて、身が引き締まる想いでした。ナイスはもともと札幌市のいわゆる町工場の一軒だったんですけれど、YANASE The Bodyshop Networkへの加盟によってヤナセという全国で名の通った企業さんと関わることができて、周囲からも高い水準で徐々に認めてもらえるようになってきました。いくら技術に自信があっても一社独自では表現できない部分がありますので、こうしたチャンスをいただけてとてもありがたいですね。

YANASE Bodyshop Networkへ加盟してよかったと感じる点はありますか?

玉澤:このような技術大会という特別な経験ができるフィールドを用意していただけることは、メカニックの技術向上、加盟店の意識向上につながりますからとてもありがたく、素晴らしい取り組みだと思います。また私どもが感じる最大のメリットとしては技術情報を共有いただけることがとてもありがたいですね。加盟する前は、困ったときには恐る恐るディーラーに問い合わせたりしていたんですけれど、今は大概のことはYASさんに相談できますから。

「はじめは緊張感で手の感覚もおかしくなってしまった。」と語る宮本様
加盟のメリットを語る玉澤社長 様

宮本:それはメカニックにとっても非常にありがたく感じています。
またPa-netはとても助かっています。以前は輸入車部品の調達には非常に苦労していましたけれども、Pa-netに加入してからはすぐに見つかるしとてもスムーズ。こちらも修理でわからない部分があれば相談に乗ってもらえるので、本当に良いシステムだと思います。これからもBodyshop Network加盟店として、そういったメリットは最大限に活用させていただきつつ、ヤナセさんのパートナーとして身を引き締めて提携業務に取り組んでいきたいと思います。

株式会社NICE様ホームページ
http://www.nicekk.co.jp/

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※取材当初と役職、所属部署が変わっている場合があります。

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