CSR活動

CO2削減だけでなく、VOC削減など、積極的に環境問題に取り組んでいます。

カーライフを楽しむことは、一方で環境負荷を発生させていることも否めません。ヤナセオートシステムズでは、長年に渡って自動車産業に携わる企業として、自動車を通したカーライフの楽しみや喜びをお伝えすることが、会社本来の使命だと考えます。それを実現するために、水性塗料の積極的な採用やリビルド部品・中古部品の提供など、できることは積極的に取り入れて環境負荷の軽減に取り組んでいます。

水性塗料への取り組み

VOC排出量の削減を目指した、水性塗料の採用。

自動車の塗装作業では塗料をシンナーで希釈してペイントするため、キシレン、トルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)を排出してしまいます。ヤナセオートシステムズでは、板金・塗装分野の環境問題に対応するため、VOCの排出抑制にも取り組んでいます。

1996年より、従来の塗料よりも約40~60%VOC排出量の少ない低溶剤型塗料の使用を開始し、2015年には、内製BPセンターの全作業担当者に水性塗料施工トレーニングを実施。また、同年12月に水性塗料対応機器類を配置し、導入に向けた体制を構築しました。2016年6月より全面的に水性塗料に移行を完了しています。

今後、ヤナセオートシステムズは全国約300か所の契約BP工場の塗料水性化を推進します。その実現に向け、アクサルタコーティングシステムズと協働し、1.全国の内製BPセンターでのトレーニング、2.全国の内製BP工場に契約BP工場の作業担当者を受け入れる職場内訓練、3.内製BP工場で蓄積した調色配合DBの提供などを実施して、塗料水性化をサポートしていきます。

CO2排出量の削減を目指した、自動車用部品のリサイクル。

私たちの住むこの美しい地球を次の世代に引き継ぐために、CO2の削減、資源の有効活用が求められています。ヤナセオートシステムズでは、ゴミの削減、再生・再利用という循環型社会構築のための取り組みとして、リサイクル事業であるリビルト部品、中古部品の製造事業を展開。リサイクル部品活用は価格面だけのメリットだけなく、CO2削減にも貢献することをユーザーの皆さまにも認識していただける活動にも取り組んでいます。

輸入車用中古部品の供給

再使用可能なバンパー、ドアなどの外装品を中心に、中古部品の提供を開始しています。またまだ在庫数は少なめですが、NGPグループをはじめ、中古部品ネットワークを中心に充実した品目数の提供に務めています。

活動紹介(学生フォーミュラ)

●自動車業界の未来を担う学生へのサポート

フォーミュラプロジェクトに支援活動を行いました。

「第17回 学生フォーミュラ日本大会2019」

ヤナセオートシステムズ(YAS)が「学生フォーミュラ」に協賛。
ヤナセ本社AS事業部,人事部と企業PRコーナーに共同出展し、学生たちと交流を図りました。

日程:8月27~31日(出展は30~31日)
会場:小笠山総合運動公園(静岡県袋井市)

この大会は、2003年から(公社)自動車技術会が主催している国際的なイベントで、今年で17回目を迎えました。同じレギュレーションの大会が世界各国で行われており、本大会にもアジアを中心とした海外チームが多数参加しています。学生が自ら構想・設計・製作した車両を使用し、走行性能だけではなく、製作にかかるコストの評価や、車両を製造・販売した場合のビジネスプランを企業へ提案するプレゼンテーション能力の評価などを含む総合力を競います。今年は国内71,海外27の98チームが参戦し、熱い戦いが繰り広げられました。

このイベントにYASの認知度と企業イメージ向上を目的として初めて協賛、ヤナセ本社は2016年から人事部とともに企業PRコーナーに出展してきました。今年新たに当社が加わり、ブース面積は2倍となり、総勢20名近くと大幅にパワーアップした体制で臨みました。初日は雨が降ったりやんだりのあいにく天気でしたが、立ち寄った学生たちに積極的に声をかけ、記念品やパンフレットで当社を紹介し、興味を持ってくれた学生には仕事内容ややりがいなどを説明しました。中には何分も話し込んでしまう学生もいて手ごたえを感じました。二日目は前日とはうってかわって晴天に恵まれました。残念ながら敗退してしまったチームの学生が多く訪れるなど気が抜けませんでしたが、急上昇した気温にも負けずに当社アピール、多くの学生に当社を知ってもらうきっかけになりました。

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