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07:数値に裏づけられた技術+ 積み重ねられた経験が、匠の技となる

目指すは高品質を維持したコスト削減
あらゆるメーカーのリビルトも手がけたい

柴崎:現状は、メルセデス・ベンツのリビルトが中心ですが、今後はフォルクスワーゲン、BMWなど欧州車を中心に、いろいろなメーカーのリビルトを手がけていきたいですね。手がけるだけではなく、すべてのメーカーから純正部品だと認めてもらえるようになること。

目指すは高品質を維持したコスト削減
あらゆるメーカーのリビルトも手がけたい

小林:そうですね。あらゆるメーカー、あらゆる車種のリビルトを手がけられるようになりたいですね。そのためにはまず、メルセデス・ベンツで高品質を保つことで実績をつくっていくこと。そして多車種それぞれに準じたマニュアルを積極的に学び、実践の場で使えるような技術・ノウハウを習得していかなければなりません。そう簡単に叶うことではないですが、いずれは多車種に対応できるチームになりたいと思っています。

安達:これからはソフトウェアやプログラミングなどの勉強も欠かせませんね。近年クルマがコンピューター化されてきて、部品もコンピューター制御されている車種も少なくありませんから。クルマの電子化によってリビルトのあり方が変わってきていることもたしかです。

桶田:そうですね。さらにサービスの面からいえば、これからは「技術的にいいものを作れば売れる」という時代ではなく、お客様のご要望にどう応えていくかが重要。自分の車をまだ長く使いたいので新品同様のリビルト品を希望するお客様もいれば、不具合のある部分のみを最低限の費用で修理したい、というお客様もいますから、お客様それぞれのニーズを聞き分けて、求められるサービスに対応できるよう心がけることが大事な課題ですね。

技術的にいいものを作れば売れる

小林:また、自動車、部品メーカーは生産ロボットを導入し、製造コストが下がり、新品部品も安価で提供される時代。リビルト事業にもさらなるコスト削減が求められていますよね。

あらゆるメーカーのリビルトも手がけたい
リビルドの世界でも高品質・高サービスへの追求に余念がない「ユニット課」のスタッフ。

柴崎:そうですね。今後、私たちが追い求めるのは、高品質を維持したコスト削減。そのためにはさらなる作業の効率化、設備面の充実や品質基準の明確化など、まだまだ本当に課題は山積み。高品質、サービスの追求には終わりがありませんね。

※取材当初と役職、所属部署が変わっている場合があります。

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