YAS Person | Interview

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20 テュフ ラインランド ジャパン株式会社 BP編
テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司 ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

YAS(ヤナセオートシステムズ)は、国際的に有名な第三者認証機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社の認証を得ている。テュフという名前を聞きなれないかもしれないが、ドイツに本拠を置く同社は、自動車業界をはじめ、幅広い分野において、公正な立場で検査、認証を行っており、実はよく見てみると私たちの生活のあらゆるところに、テュフ ラインランドの認証を受けている物があることが分かる。その基準は厳しいものであり、特にBP(板金塗装)の分野では数多くある工場の中から限られた工場しか認証を受けられていない。今回はテュフ ラインランド ジャパン株式会社(以下テュフ)の栗田隆司氏とYASの早川卓史氏から、日本における板金塗装業界の現状と、テュフ認証における優位性などを伺うことにした。

■テュフ と言えば、ドイツをはじめ欧州では歴史のある第三者検査機関としてとても高い認知度を誇りますが、日本においては、まだ一般的に知られていないのが現状です。まずは、テュフの成り立ちや、どのような企業であるかをお教えください。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司
テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

栗田:テュフはドイツに本拠地を置き、第三者認証機関という種類の会社になります。日本の第三者機関というのは、まず何かしらの事故が起こり、そのすでに起きてしまった事故に対して、分析をするのが流れとなっているのですが、ドイツの場合はその逆の発想で、物事やサービスが世の中に出る前に、中立的な目で判断して、そこに害であり事件事故が起こらないかどうかを、事前に確認することが大事だと考えています。
テュフ ラインランド ジャパンの最初につく『TUV(テュフ)』というのはドイツの技術検査協会の頭文字です。テュフはドイツのケルンに本社を置き、1872年に蒸気ボイラーの検査機関として発足しています。そして1900年からは、ドイツの車検と運転免許の試験を開始しています。日本では今でも警察が行っている公的な作業を、ドイツでは1900年からテュフという一般企業が請け負っていたということになります。
またもうひとつ分かるのは、1900年から車検を行っていたというのは、今から120年以上も前からドイツでは車検が行われていたということです。これは世界で最初に車検という制度を作ったということになります。テュフが運営している車検場及び運転免許の試験所はドイツ国内に約250か所設置されており、現在ではドイツ語で“テュフする”という言葉は、“車検を取る”という意味として使われています。 このような車検のサービスは、ドイツをはじめフランス、スペイン、チリ、アルゼンチン、ラトビアなど多くの国で取り入れられています。

■テュフというブランドが、まず自動車の車検や運転免許試験を行ってきたことが分かりました。それが起源となりオートモビリティ全般に深く根差してきたのですね。今では多岐に渡り検査、認証を行っていると聞いていますが、どのようなことを手掛けられているのでしょうか。

栗田:ドイツのモビリティ部門では自動車、鉄道、航空、船舶、ITSの検査を主に行ってきました。ITSというのは日本でいうETCにあたる交通システムです。ドイツでは一般自動車は除外されているのですが、商用車や貨物には課金システムが設けられているのです。ゲートタイプではなくガントリータイプが採用され、通過するとそのまま課金される方式となっています。GPSで車両を追尾して、通ったルートに応じて金額が決められるのですが、そのシステムをドイツの国交省と共に研究し立ち上げたのもテュフです。
歴史的背景もあって、最も大きな事業は自動車関連となっています。その自動車の事業部は4つに分かれており、「車検」、「運転免許証」、「オートアフターマーケットサービス」、「エンジニアリング試験(型式認証)」、それぞれの監査認証を行っています。

Shin Yokohama HQ building

■自動車の車体を良く観察すると、かなり細かいパーツにも認証マークが着けられていることを見つけることができます。ドイツ車をはじめ欧州車では特に多いですね。検査を行っている繋がりを持つ自動車ブランドは何社くらいあるのですか?

栗田:ティア1(自動車メーカー直下の第1次下請け業者、主力部品供給業者)、ティア2(ティア1の下請け業者)、ティア3(ティア2の下請け業者)はもちろんなのですが、その他に、欧州へ輸出してくるようなトラクター部品や、小型エンジンを備えた農業機械を手掛ける会社などもあるので、全体で数百社はあります。
その数多くの企業と繋がりを持つ中で、我々の仕事の内容というのは、試験、検査、認証、資格認定、コンサルティングとなっております。

■テュフ ラインランド ジャパン、日本法人が作られることになった背景を教えてください。

栗田:テュフ ラインランド ジャパンが発足した当初は、日本で製造された重電機器を欧州に輸出する際、その検査認定を行うために、まずは日本に来ることになりました。そこから日本製家電品の需要が急速に伸びてゆき、そこでテュフも家電製品を中心とした様々な電子製品の試験、認証を行ってきています。それと同時に、日本の自動車及び部品というのもかなりの数で輸出されるようになってきたので、それらの社会的な流れと共に、テュフも成長してきたと言えます。もちろんEVの充電関係の多くはテュフの試験認証を得ています。日本ではそれらの自動車や家電関係以外にも医療機器や産業機器へのウエイトも増えつつあります。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

■グローバルマーケットで俯瞰して見た際に、日本での製造やマーケットというのは、比重的にはどの程度のものとなっているのでしょうか。

栗田:そうですね。家電の分野ですとここ何十年かの間で、中国や韓国の勢いに押されている状況ではありますが、一方で自動車産業を見てみると、日本の企業の影響力は強いですし、最近では自動車と電気の融合が進んできているので、その点を踏まえて考えると、我々テュフという国際的な第三者認証機関の出番は年々増えてきているのが現状です。

■そのような中で、YASの認証を手掛けるようになった経緯を教えてください。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司
テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

栗田:私が所属しています運輸交通部という部署は、元々は自動車の型式認証やエンジニアリング試験、つまり自動車に関する試験を総合的に行っていましたが、いわゆるアフターマーケットサービスの分野には着手してきませんでした。しかし2010年頃から色々とアフターマーケットの仕事を調査しはじめてゆく中で、ドイツは非常に進んでいることが分かりました。一方で日本はどうなのかを調べると、特に板金塗装作業の許認可制度で、国が司るような公平的かつ明確なシステムが作られていないことが分かってきました。さらに深く日本の板金塗装業の事を調査してゆくと、工場によって大きな技術の差や、行っている作業が異なることを知りました。そしてさらに驚いたことに、技術的な差があるにも関わらず、1時間あたりの作業工賃の差はほとんどなかったのです。それらを見た時に、進んでいるドイツのアフターマーケットサービスのシステムを日本にも導入することで、日本の“高い技術力を持つ板金塗装工場の見える化”ができるのではないかと考えたのです。
そこで、ドイツで行われている板金塗装工場の監査のサービスがあったので、その監査内容に沿って、日本の板金塗装業にあてはめられるようにローカライズしたのです。それが2012年頃のことでした。
日本国内に数えきれないほど存在する板金塗装工場の中で、ターゲットとなるのはどこなのだろうと考えた際、やはり我々テュフが行うべきは、良い工場の見える化、これがポイントになると決めたのです。難易度が高く技術力が求められる板金塗装の多くは、輸入車が中心となっていることもあり、それを最も数多く手掛けているブランドを探すと、おのずとヤナセ及びヤナセオートシステムズさんだということが浮かび上がり、テュフの認証を受け、良い工場の見える化を行いながら、現在の板金塗装業界の構造を変えていきませんかというお話をさせていただいたのです。

■テュフの認証を受けるというのは、かなり厳しいものだと聞いております。そのような中で、求めたもの、反対に求められたものがあれば教えていただきたいと思います。

早川:YASがテュフと繋がりを持ったのは、認証制度のお話を受ける前のことで、ヤナセのディーラービジネスにおいては、メルセデス・ベンツが主力となっていますが、その中でディーラー監査というのがあり、それを当時はテュフが請け負っていました。そのディーラー監査の項目の中で、下請けの管理というものがあって、YASはもちろん内製工場を有していますが、それ以外にも独立系ボディショップと契約をしているため、その管理について問われたことが、初めてテュフとYASが繋がったという経緯があります。それはかなり前のことであり、2010年以前だったと思います。
正直なところ、当時は私自身テュフという名前を知らなかったものですから、色々とテュフという第三者認証機関の役割、重要さを勉強させてもらいました。YASでは様々なインポートブランドを手掛けており、そのブランドごとに定められた基準を満たし、認定資格を取得してきています。メルセデス・ベンツの認定資格を取得していますし、その事は多方面に知れ渡り、高水準の技術を持っていることとしては伝わっていたと思っていましたが、一方でメルセデス・ベンツというのは有名ブランドではありますが、アフターサービスの世界において価値があるものなのかというのは疑問が残るところがあました。そのような中でテュフより純粋な板金塗装工場としての認証基準を設けているという事を初めて聞きました。日本においては、小さな町工場のようなスタイルでも板金塗装業としては成り立っていますし、極端な話、私が明日から独立しようと言い始めたとしても、成立してしまう状況なのです。もちろん本来は技術免許など持っていた方が良いのですが、何の資格も免許も無くても起業できてしまっているのが実情です。 そこで、正しい基準となるテュフ認証というものは、YASにとっても非常に価値があるものだと考えたのです。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史
ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

■最近では薄れてきてしまっていると耳にしていますが、それでもドイツではマイスター制度を導入している企業も多く、マイスターと呼ばれる職人がいて、それに習う見習いがいて、師弟関係を結び何年実績を積んだかなど、職人の世界でもしっかりとした基準、制度が定められており、レベルによっての工賃なども変わってくる。公平な視点で設けられているため、オーダーする側も安心して任せることができますね。それと同じようなことを認証という形で板金塗装工場にも採用するのが、テュフ ラインランド ジャパンが行っていることなのだと思います。先ほどおっしゃられていた良い板金塗装工場の見える化ということが伝わってきます。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

栗田:ドイツではマイスターと最近その下のレベルにゲゼレというランクが設けられるようになり、そのどちらかを有していないと、ドイツの板金塗装協会に属せないようになっているのです。そしてそこに属していないと、保険会社から仕事を任せてもらえないというシステムになっているのです。保険の仕事が回ってこないということは、事実上板金塗装工場として経営してゆけないということなのです。ドイツの板金塗装工場において、そのような許認可制度が設けられたのは、20年近く前のことになります。

早川:ヤナセのボディ修理ネットワークとして発足したのが1996年で東京、横浜エリアからスタートし、全国展開をしはじめたのが2002年からです。当時、それまでは各ディーラーが、板金塗装工場と紐づいて仕事のやり取りを行っていたわけですが、YASによって集中管理を行うようになりました。もともと私は現場で働いていたこともあり、板金塗装の良し悪しを見て分かることから、全国の板金塗装工場を回ってきたのですが、その頃は見た目だけを繕い、いかに手を抜いて通常料金を手にするかということを考えていたりする工場も見る事がありました。
当時は、まったく基準がなかったものですから、作業手順一つをとっても非常に軽視されていた部分がありましたね。しかし現在は、そのような施工では自動車の方が持たなくなってきており、性能を維持できないほど自動車そのものが進化してきているということもあります。昔ながらの手法を続けている板金塗装工場もまだありますが、ヤナセオートシステムズは説明できる基準というのを設けていることで、お客様により安心して技術を提供することができている要因となっています。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

■YASの板金塗装部門において、テュフの認証を受けたことによって得られる具体的なメリットを教えてください。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

早川:まずは基準を明確にしていただいているということが挙げられます。アフターサービスという業界において、自身の工場のあるべき姿というのは、これまでは工場側の基準で形成されていたわけです。例えば私の工場は環境の事を気にしていると言っても、あくまで自己流であり、それを客観的に検証するものはありませんでした。そのようなところで、第三者認証機関であるテュフの認証を得ていると言うのは、とても意味のあることですよね。
そして、もう一つ大切なことは、今現在定められている基準というものは、1年、5年、10年後と年月が経っていった際、同じ物とは限らないのです。YASもテュフ認証を2回更新させてもらいましたが、やはりその時代に合った項目が増えたり、不要になったものは削除されたりと、常にブラッシュアップされているのです。実際のところ現場では、変化する時代に沿うような基準をリニューアルしつづけるのは難しいことであり、それを先に取り入れてもらっていることはとても良いと思います。

■それはドイツ本国で基準が設けられ、各国で合わせられているのでしょうか。それとも日本独自の基準となっているのですか?

栗田:国によって異なる基準となっています。例えば、昨年4月から特定認証整備が法令化され、特定整備認証がはじまりました。車体整備業界が今までの指定認証だけではなくて、電子制御の整備などを含めた新たな許認可制度に変化してきているのです。そうなると我々はその事柄を取り入れた上で、チェック項目を変更しなくてはならないのです。
またこれまでは、日本で使用されている塗料は、溶剤系塗料が多かったので、溶剤管理の項目や、さらに溶剤で塗る際のチェックもあったのですが、最近では水性塗料の使用比率も増えてきているため、そちらにシフトしてきている状況です。環境問題はもちろん、業界、そして世の中の流れを俯瞰して見た上で、認証のための項目も色々と変更しなければならないのです。
とにかく、我々の使命は良い工場の見える化であり、その点はブレてはいけないこともあり、高いレベルラインの指標とならなくてはなりません。よって法律に基づくところはもちろん、それ以上に、良い工場であるためのハードルを作るのがテュフの仕事なのです。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

■その良い工場であるための、良い工場として認められるためのハードルというのを、いくつか具体的に教えていただけないでしょうか。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司
テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司
テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

栗田:例えばフレーム修正機、3次元計測器、4輪アライメントなどの設備、さらにODB2計測器などは、板金塗装業界においては、どこの機関も持っていなければなりませんと一切言っていないのですが、テュフの認証を受けるにあたっては、機器を自社保有しているか、場合によってはしっかりと契約を結んでいる外部委託先を確保できているかというのも基準としています。もちろん軽く当たった凹みキズを修復するには必要ないかもしれませんが、フレームや足まわりへのダメージがあるものまで、しっかりと修正できる高い技術を持っていてこそ、認証を渡すことができるということなのです。
あとは今の監査項目には、『エーミング及びセンサー類のキャリブレーション』というのがあるのですが、これも現代の自動車を扱う上でとても重要になってきています。というのも自動車は年々電子化されてきており、板金塗装を終えた後にセンサーのキャリブレーション、つまりセンサー類の作動が正常かどうかを確認しなければなりません。この流れは欧州車からはじまり、YASではいち早く取り入れられていました。テュフが考える板金塗装というのは、それまで含めたものなのですが、一般的な板金塗装工場では、見た目の修復で終わってしまっている場合が多いのが現状です。これからはエーミング、キャリブレーションまで行って、やっと板金塗装ができるということにしていかなければならないと考えています。
それらに対応する設備機器を持っていれば良いのかというと、我々はそうは考えていません。エビデンス、いわゆる記録を残しておくこと、そしてそれを管理するトレーサビリティの徹底、これが重要なことだと考えています。ただ単に自動車を直しましたエーミングをしました、というだけだと何も残りません。これからの時代は、自動ブレーキ、自動運転などが一般的になり、自動車自身が能動的に動いたり、止まったりするようになります。それが勝手に動いてしまったり、止まってしまって大事故になってしまった際、どこでどのような修理、整備がされてきたかという記録が重要になってくるわけです。よってエーミング及びキャリブレーションを行いさらにエビデンス、トレーサビリティまで行うことが、板金塗装工場に求められてきます。

早川:いまASV(先進安全自動車)に特化されて話されていますが、ASVが出てくる以前のテュフ認証の項目にも、我々が板金塗装作業を行い、例えばミスをしてしまった際には、なぜ起こり、どのように改善してゆくのかというのを記録し残さなければならないというものがありました。ミスを繰り返さずに、傾向と対策を残すことで技術者たちはどんどんレベルアップしてゆくことができます。
ただ単に自動車を直せる直せませんというだけでなく、YAS全体で考え、スタッフである人、設備、すべてにおいて成長するのは大きなポイントです。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

■それら残された記録を、YASではネットワークを通じて情報を共有しており、事故やミスを未然に防ぐことができるのですね。そのようなことをしっかりと行えているかどうかという点を、第三者認証機関であるテュフが監査し認証しているということがわかりました。
YASはこれまでもメルセデス・ベンツやアウディの認定工場として稼働されてきたわけですが、テュフの認証を得たことによっての変化を教えてください。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史

早川:もともとヤナセ本体で扱っている自動車を中心としたディーラービジネスからの流れでおのずとメーカー認定工場へと入庫されることが多いのです。それ以外のブランドの認定も取得しているのですが、よくよく見てみると、テュフが定めている基準に準じている点も多く見受けられるのです。よって、テュフの認証を得ているYASは、個々のスペシャルツールなど必要なものを揃えてゆくだけで、すでにほとんどの認定条件は満たしている状態にあるのです。テュフのプラチナ認証を受けているという時点で、高いレベルにあると自負しています。

■テュフの認証を受けている工場に、ダイレクト系の損害保険会社が積極的にお願いするという話を聞きましたが、やはり厳しい条件をクリアしているという信用と信頼が大きいのだと思います。

栗田:さらに付け加えるとテュフの認証はコンプライアンスを重要視しています。インポートブランドの認定では本国の基準に沿っているものが多く見受けられ、それは日本の法律に合わないものもあります。我々の認証制度は、日本の法令に遵守したコンプライアンスチェックを厳しく行っており、YASをはじめ、各認証工場にはしっかりと守っていただいております。

テュフ ラインランド ジャパン 栗田 隆司

早川:他社の認定チェック項目には、スタッフの健康管理など見ることはないのですが、テュフの認証チェックにはしっかりと項目が記載されています。

■テュフから受けた認証を踏まえ、今後考えている展開などがあれば教えてください。

早川:YASのネットワーク工場すべてにテュフの認証を得ていただきたいという気持ちはあるのですが、それはなかなかハードルが高いものです。ただ多くの情報を共有するという我々のネットワークの重要性というものをテュフも理解していただいていることや、メーカーからの情報は下りてきても、実際にアフターサービスからの情報を多く有しているテュフとお互いに協力し合いながら、我々はもちろん、日本の板金塗装業界を良い方向に成長させていきたいと考えています。

ヤナセオートシステムズ 早川 卓史
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