YAS Person | Interview

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06 経験と技術を結集させたサポートシステム

自社の強みを活かしたサービスで付加価値アップ
お客様との信頼関係、絆が深まる

高橋:どのメーカーにもマニュアルがありますが、輸入車という特性上、日本語で書かれていなかったり、日本語訳やニュアンスが間違って書かれていたりすることがあります。そういった場合は、メカニックにとって頼りになる存在であるはずのマニュアルが役に立たず、行き詰ってしまいます。私たちは長年さまざまな輸入車を扱ってきたので、それぞれの輸入車メーカーの性格を的確にとらえ、マニュアルに書かれていないようなことがあれば自ら検証したり、構築してきたネットワークから最新技術の情報を入手したりしてノウハウを蓄積しています。また、マニュアルだけでない、経験した者にしかわからない知識や技術もたくさん持っています。現状、お問い合わせの割合はメルセデス・ベンツ がおよそ8割、他メーカーが2割ですが、今後はメルセデス・ベンツ以外のメーカーのお問い合わせにも専門的に対応できることを、より多くの方に知っていただき、サポートの幅を広げていきたいですね。

メンテナンスやツールにもナレッジ共有が必要と語る販売促進課 内田 学
メンテナンスやツールにもナレッジ共有が必要と語る販売促進課
内田 学

桐明:私たちにとってお客様の疑問・質問に「お答えすること」「お伝えすること」が仕事であり、やりがい。これからも輸入車修理に関する課題を解決し、クルマを正常な状態に直すメカニックとしての歓びを共有しながら、お客様とともに成長していけたらと思っております。

ボッシュ製スキャンツールを操作する 1級整備士 高橋 明
ボッシュ製スキャンツールを操作する
1級整備士
高橋 明

内田:桐明や高橋の仕事ぶりをみていると、彼らがこの仕事を「やりがい」に思っていることを切に感じます。というのも、彼らがお客様と同じメカニックであるからでしょう。“直したいのに直らない”“故障の原因がわからない”というのは、メカニックにとっていたたまれないこと。桐明・高橋はそんなお客様の気持ちが痛いくらいにわかるのでしょう。お客様にとっては、ていねいに話をきいてくれて、原因のさらに根っこの部分までをきちんと紐解いて解決に導いてくれる彼らの存在は、本当に頼りになると思います。お客様には「Pa-netテクニカルサポート」および「Pa-netテクニカルサポートプラス」をどんどん活用していただきたいですね。今後は直接的な窓口以外にもお客様ご自身でわからないことを調べられるような仕組みや、お客様同士が情報交換できるような場所の提供も考えていきたいと思っています。

浜:ですからBPセンター茨木では、若いスタッフたちに仕事をどんどん任せていきます。もちろん、何もわからないうちから大海に放り出すようなことはしませんよ。すこしずつ、仕事の難易度を上げながら、段階を踏んで成長していってもらうのです。私は板金チームを束ねる立場ですが、若手に仕事を任せる際は、はじめにどういう風に直すかを考えてもらって、それをじっくり聴くようにしています。そのやり方がまったくもって間違っていればやらせないですが、たとえ遠回りのやり方だったとしても方向性さえ正しければ「あなたの考える方法でやってみましょう」といって、実際に修理させます。

常に新しい情報を吸収・追加してサポートに望むスタッフ
常に新しい情報を吸収・追加してサポートに望むスタッフ

※取材当初と役職、所属部署が変わっている場合があります。

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