YAS Person | Interview

01:歴史が導く確かな技

お取引先がスピーディに部品購入できるように

ー 全国6か所にあるエリアセンターには、お取引先からの依頼で部品の検索をする、経験豊富なオペレーターと営業担当が配置されています。こちらについて詳しく教えてください。

P&A統括部 エリアセンター営業部 部長 島田治之
P&A統括部 エリアセンター営業部 部長 島田治之

島田:エリアセンターは発足して2年半。YASの中では一番歴史が浅い部門です。
先ほど江花さんから話が上がっていましたが、エリアセンターにとっても、やはりYASの豊富な在庫と物流体制は強みとなっています。
エリアセンターを立ち上げる際、インターネット上の専用システム「エリアTOPS」を開発して導入しました。これまでお取引先からの部品の手配は、電話やFAXで見積もり・注文という流れでしたが、この「エリアTOPS」の「簡単見積もり」という機能を利用すれば、各お取引先自身が部品の検索、見積、発注をインターネット上で簡単にできるのです。より一層便利なサービスを構築することができたと思っています。
それと同時に、エリアセンターでは、営業担当が日々現場で得た声を持ち帰り、オペレーターと情報交換を行うことで、サービスレベルを一定の高い水準で維持しています。早く正確に見積もりをつくるだけでなく、お取引先の皆さまが求めている情報をきめ細かく付け加えてお返しすることができています。これは信頼関係を築く上で大切にしている部分でもあります。
私たちは「素早く、正しく、親切に」をスローガンとして掲げていますが、エリアセンターが発足してから、いいバランスで動きだしていることを実感しています。

ちなみに、エリアセンターは物を売ることに特化していますが、部品調達部門が今同じ会社(YAS)にいて、お互いに細やかな情報のやりとりができるのはいいですね。サービス向上に繋がっていると思います。技術的な部分の質問も多くあるので、多くのノウハウを持っているBP部門で分からないところは確認してフィードバックできます。

エリアTOPSトップ画面
エリアTOPSトップ画面

ー これまで別々に歩んできた部門が一つになったわけですが、今島田さんがお話されたように、同じようなメリットを感じられますか?

梶浦:たしかに、それぞれの部門が近い存在になって情報共有しやすくなりましたね。各支店にいると地理的にも、情報面でも遠いですから。YASのBP部門はほとんど全ての輸入車の修理を担当しています。多車種を扱っているのが強みだけれど、これは大変なことです。多くの輸入車部品が調達可能なP&A部門があるからこそ多車種に対応できているのです。

江花:今まではお互いの顔も見えなく、部門間の調整などに時間がかかっていましたね。
また、「エリアTOPS」を導入したことで、全国6か所の情報を一か所で見られるので、たとえば大阪で注文が多くてさばききれないなどといった場合にも、素早く横浜のエリアセンターでフォローできる。相互補完がクイックにできるようになったのは、大きなメリットの一つです。

Page Top